何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

安芸の小京都・竹原(8)たけはら町並み保存地区<6>照蓮寺、胡堂、酒蔵交流館(広島県竹原市本町3丁目)

【胡堂から照蓮寺(しょうれんじ)を望む】 竹原町並み保存地区の本町通りの突き当り(最北端)の胡堂まで来ました。胡堂の東側の奥には照蓮寺がありました。浄土真宗本願寺派の寺で、山号は龍頭山。この寺は江戸時代に恵明(えみょう)、片雲(へんうん)などの優れた学者僧を輩出しました。儒学者・頼春水(らい・しゅんすい=頼山陽の父)一門などもこの寺で学びました。寺にある高麗鐘(こうらいがね=朝鮮鐘)は国の重要文化財です。【他の写真】

 

 

【胡堂(えびすどう)】 本町通りの終点(最北端)には胡堂が建っています。竹原市の小祠(しょうし=ほこら)の中でも最古、最大のものです。塩田業が盛んだった頃、胡堂は商業の守り神として祭られていました。毎年10月には商業の繁栄を願い祭礼が行われます。大林宜彦監督の映画「時をかける少女」(1983年)のロケ地としておなじみの人気スポットです。【他の写真】

 

 

【胡堂から本町通りを望む】 竹原町並み保存地区の中央を走る本町通りには名所が連なっており、まさに観光の要です。私達は胡堂から本町通りを少し戻って右折して、町並み保存地区の最後の探訪名所、酒蔵交流館に向かいます。

 

 

【酒蔵交流館(しゅぞうこうりゅうかん)】 藤井酒造の酒蔵交流館に来ました。江戸時代末期に建てられた酒蔵(旧仕込蔵)の一角を、地域交流の場として改造した酒蔵交流館は人気を集めています。【他の写真】

 

 

【酒蔵交流館入口】 藤井酒造株式会社(藤井善文社長・従業員18人)は1863年(文久3年)創業で主要事業は日本酒の製造・販売。藤井酒造の創業銘柄である純米酒龍勢」は明治40年開催の第1回全国清酒品評会で最優秀第1位を受賞。そのほかの主要銘柄として「夜の帝王」、「宝寿」があります。

 

 

【酒蔵交流館内部・入口から写す】 酒蔵なので天井が高く、開放感のある空間でした。太い柱や天井の梁などが、150年余の伝統を物語っています。江戸時代の雰囲気そのままの土と木の空間には、ほんのりと酒の香りが漂っていました。【他の写真】

 

 

【酒蔵交流館内部・奥から写す】 純米酒の試飲もできました。不定期ですがコンサートや各種催しも行われているそうです。

 

 

【酒蔵交流館内部・映画「吟ずる者たち」のポスター】 映画「吟ずる者たち」は、日本で最初に吟醸酒を造り、”吟醸醸造の父” と呼ばれた三浦仙三郎(みうら・せんざぶろう・広島県賀茂郡三津村出身・1847~1908年)の実話をもとに製作された映画(2021年公開)です。撮影はオール広島ロケで行われました。【他の写真】

 

 

【酒蔵交流館内部・奥側】 純米吟醸から季節限定品まで各種日本酒のほか、酒粕を使用した化粧石鹸などオシャレな雑貨、食関連品、竹細工の小物など、お土産品を販売していました。【他の写真】

 

 

【酒蔵交流館内部・色紙コーナー】 安倍晋三(元首相・山口4区・1954年9月21日~2022年7月8日暗殺)、岸田文雄(首相・広島1区・1957年7月29日~)、池田隼人(元首相・旧広島2区・189912月3日~1965年8月13日)、橋本龍太郎(元首相・岡山4区・1937年7月29日~2006年7月1日)など政治家の色紙が展示してありました。【他の写真】

MINT SPEC「メリーアン」