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軍艦ミュージアム(2)1/10スケールの戦艦「大和」と1/50スケールの軍艦模型(広島県広島市西区草津新町2-26-1 アルパーク東棟4階)

【1/10スケールの戦艦「大和」(大和ミュージアム・写真は大和ミュージアムのサイトより)】 この1/10スケールの戦艦「大和」の巨大模型は、ここの軍艦ミュージアムではなく、大和ミュージアム呉市海事歴史科学館広島県呉市)に展示してあります。旧日本帝国海軍の戦艦「大和」(全長263m・基準排水量64000トン・最大速力27.46ノット)の10分の1の巨大模型(全長26.3m)は正確な資料や詳細な情報に基づいて、山本造船株式会社(広島県呉市)により製作されました。【他の写真】

 

 

【1/10スケールの戦艦「大和」(大和ミュージアム・写真は大和ミュージアムのサイトより)】 戦艦「大和」は呉海軍工廠で建造され、1941年12月に就役しました。戦艦「大和」はミッドウェー海戦マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦などに参加。天一号作戦(菊水作戦=沖縄への海上特攻)により山口県徳山湾に集結していた第二艦隊(旗艦・戦艦「大和」、軽巡洋艦「矢矧」、駆逐艦8隻)は1945年4月6日午後3時20分に徳山湾を沖縄に向けて出撃しました。4月7日戦艦「大和」は坊ノ岬沖海戦でアメリカ海軍の空母艦載機部隊の魚雷攻撃を受けて午後2時23分に沈没しました。戦死者2740名、生存者269名。沈没場所は鹿児島県坊ノ岬沖。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの重巡洋艦愛宕」の模型(軍艦ミュージアム・艦首右側から撮影・ホビーショップタムタム広島アルパーク店の許可を得て撮影しています)】 重巡洋艦愛宕」は50口径三年式20.3cm連装砲5基10門を搭載していますが、艦橋前部に3基6門、後部に2基4門配置しています。重巡洋艦愛宕」の模型の全長は約4mあります。この重巡洋艦愛宕」の模型をはじめ展示してある全ての軍艦模型は安藤久史氏(株式会社タムタム名誉相談役)により製作されました。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの重巡洋艦愛宕」の模型(艦尾右側から撮影・模型写真は全てホビーショップタムタム広島アルパーク店の許可を得て撮影しています)】 重巡洋艦愛宕」は蒸気タービン四基四軸。右舷後部のスクリュー2軸が見えます。艦橋後方に見える艦載機2機は零式三座水偵。重巡洋艦愛宕」は全長203.76m、基準排水量13400トン。最大速力34.2ノット。乗員835名。呉海軍工廠で建造され1932年3月就役しました。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの重巡洋艦愛宕」の模型(艦橋付近)】 多重構造の艦橋は珍しいです。第一艦橋、第二艦橋(戦闘艦橋)、防空指揮所などでしょうか?重巡洋艦愛宕」の艦名は京都府愛宕山に由来。昭和16年10月第二艦隊旗艦。以後、ミッドウェー海戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦などに参加しました。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの重巡洋艦愛宕」の模型(ホビーショップタムタム広島アルパーク店のショーウインドウに展示・この通路の右側が軍艦ミュージアム)】 1944年10月22日ブルネイを出港した第二艦隊はレイテ島に向かいました。その途中、パラワン水道を通過中、旗艦である重巡洋艦愛宕」は10月23日午前6時32分、アメリカの潜水艦「ダーター」の発射した魚雷6本のうち4本が命中しました。重巡洋艦愛宕」は6時53分転覆、沈没しました。乗員の700名が救助され、360名が戦死しました。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの戦艦「扶桑」の模型(艦首右側から撮影・写真はホビーショップタムタムのサイトより)】 この戦艦「扶桑」の模型の全長は4.1m。艦橋の前に35.6cm連装砲の1番砲塔と2番砲塔があります。戦艦「扶桑」は全長205.13m、基準排水量29326トン。最大速力22.93ノット。乗員1276名。45口径四一式35.6cm連装砲6基12門塔載。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの戦艦「扶桑」の模型(艦尾から撮影・写真はホビーショップタムタムのサイトより)】 後部甲板に35.6cm連装砲の5番砲塔と6番砲塔があります。3番砲塔と4番砲塔は見えませんが艦橋後部の中央煙突を挟むように配置してあります。搭載機も見えますが九五式水偵と思われます。戦艦「扶桑」は呉海軍工廠で建造、1915年竣工。作戦に従事するも海戦にほとんど遭遇しませんでした。レイテ沖海戦に参加した戦艦「扶桑」は、1944年10月25日スリガオ海峡夜戦でアメリカ艦隊の雷撃で沈没。乗員約1300名のうち生存者はわずか86名。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの駆逐艦「檜」の模型(軍艦ミュージアム・艦首右側から撮影)】 駆逐艦「檜」の模型の全長2m。 前甲板に40口径12.7cm単装高角砲が1基あります(後甲板には40口径12.7cm連装高角砲が1基装備されています)。駆逐艦「檜」は基準排水量1262トン。全長100.00m。最大速力27.8ノット。乗員268名。1945年1月7日、アメリカの駆逐艦の砲撃により沈没しました。生存者はなく乗員全員が戦死しました。【他の写真】

 

 

【1/50スケールの海上自衛隊護衛艦「たかつき」の模型(軍艦ミュージアム・艦首右側から撮影)】 護衛艦「たかつき」の模型の全長は2.7m。艦橋のすぐ前にアスロック8連装発射機、その前に54口径5インチ単装速射砲、その前の艦首に近いところに3連装単魚雷発射管が装備されています。海上自衛隊護衛艦「たかつき」は基準排水量3250トン。全長135.5m。最大速力31ノット。乗員260名。就役1967年3月。除籍2002年8月。【他の写真】

山口采希「ラバウル海軍航空隊」