【軍艦ミュージアム（アルパーク東棟４階）】 日本最大級のホビーショップタムタム広島アルパーク店（２０２３年６月オープン）前の軍艦ミュージアム（運営管理＝株式会社タムタム）に来ました。ホビーショップタムタムを運営する株式会社タムタムの創業者、安藤久史（あんどう・ひさし）氏により超絶技巧によって製作された旧帝国海軍の戦艦や海上自衛隊の艦艇の模型１４隻を展示しています。【他の写真】
【軍艦ミュージアム（海上自衛隊艦艇模型展示）】 株式会社タムタム（名古屋市・資本金４９００万円・代表取締役＝安藤治）は、プラモデル、ガンプラ、鉄道模型、ミニ四駆、ラジコン、フィギュア、エアガン、ジグソーパズルなどの多ジャンルを扱う日本の総合模型ホビーチェーンです。全国に１９店舗と軍艦ミュージアム（広島アルパーク店前）を運営管理しています。【他の写真】
【軍艦ミュージアム（旧帝国海軍空母・戦艦模型展示）】 スケール１００分の１と５０分の１の旧帝国海軍の空母や戦艦、海上自衛隊艦艇など、安藤久史氏製作の精密模型が展示されています（大和ミュージアム収蔵模型の出張展示を含む）。これらはプラモデルではなく、プラスチック板や発泡ウレタン・パテなどにより作成されており、各種材料を用いるスクラッチビルドという製作法（販売目的でない）とのことでした。戦艦大和、戦艦扶桑、空母赤城、空母瑞鶴などなど、一般的なプラモデルとは違い、とても精巧で実物のように迫力がありました。
【戦艦模型製作中の安藤久史氏】 大型模型店創業者の安藤久史氏は昭和１７年５月１１日生まれ。岐阜県立岐阜商業高校出身。１９７５年タムタムを岐阜市に創業。株式会社タムタム代表取締役を経て、現在は同社名誉相談役。日本で数少ない大型模型製作者の一人。【他の写真】
【大和ミュージアムのポスター（写真は実物の１０分の１サイズの戦艦大和の模型）】 軍艦ミュージアムには大和ミュージアムコーナーも設置されていました。広島県呉市にある大和ミュージアム（呉市海事歴史科学館）は、旧帝国海軍の歴史、戦艦大和を中心にした造船、製鋼などの各種科学技術、当時の生活文化などが紹介されています。実物の１０分の１サイズの戦艦大和の模型（呉市の山本造船が製作）、零式艦上戦闘機（ゼロ戦）や人間魚雷回天などの実物も展示されています。【他の写真】
【戦艦大和の設計図（大和ミュージアム提供）】 戦艦大和の設計図（大和ミュージアム提供）もありました。戦艦大和は２番艦の武蔵とともに当時も現在も世界最大の戦艦（全長２６３ｍ、全幅３９ｍ、基準排水量６４０００トン）です。全長はアメリカの戦艦アイオワ（全長２７０ｍ、全幅３３ｍ、基準排水量４８５００トン・１９９０年退役）の方が長いのですが、全幅、トン数は大和の方が長く大きいです。戦艦アイオワは現在、ロサンゼルス港で【戦艦アイオワ博物館】として公開されています。【他の写真】
【日本海軍と航空母艦（大和ミュージアムの企画展）】 旧帝国海軍の航空母艦「鳳翔」「瑞鶴」「赤城」などの写真とともに企画展の内容が紹介されていました。【他の写真】
【旧帝国海軍軍楽隊の使用した楽器類（実物）】 これらの楽器類は大和ミュージアムの収蔵品です。旧帝国海軍の軍楽隊は各鎮守府（横須賀・呉・佐世保・舞鶴）や大きな艦隊司令部などに設置されていました。現在の海上自衛隊の音楽隊は防衛大臣直轄の東京音楽隊があります。そのほか横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊の各地方隊にも設置されています。
