何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

安芸の小京都・竹原(10)かぐや姫美術館(広島県竹原市忠海床浦2丁目12-8)

かぐや姫美術館】 エデンの海パーキングから車で国道185号線を東に少し走ると、かぐや姫美術館があります。本立寺(ほんりゅうじ・日蓮宗)の中にある、かぐや姫美術館は1999年にオープンしました。土蔵を改造した展示室には、木目込み人形作家・金林真多呂(かなばやし・またろ)の作品「かぐや姫」も展示してあります。【他の写真】

 

 

【本立寺・堂内】 かぐや姫美術館は長期休館中で中に入れませんでした。本堂の中2階にある「かぐや姫」関連の書籍、文献、研究書などを収蔵している「かぐや姫文庫」も閲覧できなくて残念でした。日本最古の物語、かぐや姫の「竹取物語」は平安時代前期に成立しましたが、作者も正確な成立年も不明です。映画は「かぐや姫」(1935年)、「竹取物語」(1987年)、アニメ「かぐや姫の物語」(2013年)などがあります。【他の写真】

 

 

【おとぎ話の板絵】 アーティスト・園山春二(そのやま・しゅんじ)氏によって描かれたおとぎ話の板絵が額のように掲げてありました。1998年2月から1年間、かぐや姫美術館創作で、本立寺に滞在した園山春二氏が奉納した板絵の数は100点以上あります。【他の写真】

 

 

【おとぎ話の板絵】 本立寺境内のクスノキ等の樹木を製材した板に描かれた園山春二氏の板絵は、板の年輪や節を、おとぎ話に登場する月、山、動物などに見立てて描かれているとのこと。味わい深い作品ばかりでした。【他の写真】

 

 

【天井に描かれた板絵】 ちなみに、アーティスト・園山春二氏は、漫画家・園山俊二(そのやま・しゅんじ・1935年~1993年・島根県松江市出身)と親戚とのことです。【他の写真】

 

 

【本立寺・堂内】 園山春二氏は1944年1月1日フランス生まれ。現在、広島県尾道市在住。1968年アンコールワット展の功績によりシアヌーク殿下(カンボジア)より文化功労章授与。1970年大阪万博をプロデュース。【他の写真】

 

 

【おとぎ話の板絵】 園山春二氏は1999年竹原市かぐや姫美術館オープン。2001年岡山市に桃たろう美術館オープン。2002年尾道絵本館オープン。2003年尾道アート館オープン、岡山空中美術館オープン。その他ギャラリーオープンやガラス絵展開催、各種プロデュース等、アートを通した町おこし活動を行っています。【他の写真】

 

 

【国道185号線より忠海方面を望む】 最後の訪問先、かぐや姫美術館を後にして帰路です。竹原市忠海地区は古くから海運の要として繁栄した港町で、歴史的建築物も多数残っています。忠海港からは、うさぎの島として人気の大久野島に連絡船も出ています。【他の写真】

 

 

【小谷サービスエリア】 私達は竹原市から国道432号線を北上して山陽自動車道に入り、下って来ました。途中、小谷サービスエリア(東広島市)に寄って休憩しました。小谷サービスエリアはフードコート、レストラン、シャワーステーション、コインランドリー、公園等が整備されていて、ドライバーに人気のスポットです。買い物や公園を散歩したりしてひとときを過ごしました。私達の竹原の旅は終わりました。【他の写真】

野田愛実「プラネタリウム」