【ひろしま美術館入口】 開催中の特別展「ジパング~平成を駆け抜けた現代アーティストたち」を鑑賞するために、ひろしま美術館を訪れました。車は少し離れた広島市中央駐車場に駐車して、美術館まで歩いて来ました。ひろしま美術館には以前来ています。西隣は広島市立中央図書館、すぐ北側には広島城があります。南側の平和記念公園も歩いて行ける距離です。広島城も平和記念公園も何回も訪れています。
【ひろしま美術館・事務棟(受付カウンター・ショップ・カフェ)】 事務棟には受付カウンターやミュージアムショップ、カフェ「ジャルダン」などが入っています。ひろしま美術館の周囲は小さな森で囲まれています。【他の写真】
【ひろしま美術館・本館】 「愛とやすらぎのために」がテーマのひろしま美術館の本館は、原爆ドームをイメージした丸いドーム型の展示室になっています。本館には中央の本館ホールと第1展示場から第4展示場まであります。この本館と後ろにある別館(第5展示場・第6展示場)で「ジパング~平成を駆け抜けた現代アーティストたち」が展示開催中です。さらに別館の地下(第7展示場・第8展示場)で開催されている同美術館所有の「コレクション展示」も鑑賞します。【他の写真】
【「ジパング」案内パネル(事務棟入口)】 事務棟の入口横に「ジパング~平成を駆け抜けた現代アーティストたち」の大きな案内パネルが設置されていました。開催期間は12月22日(日)まで。
【O JUN(おう じゅん)の作品「ハネルコ」2011年(写真はひろしま美術館のサイトより)】 特別展「ジパング~平成を駆け抜けた現代アーティストたち」では、会田誠、池田学、草間彌生、O JUN、村上隆など、平成から令和へ、美術界を席巻したトップアーティスト37名の現代アート作品が展示されています。【他の写真】
【ひろしま美術館の周囲の小さな森】 ひろしま美術館内展示場に入る前に周囲の小さな森を散歩しました。ひろしま美術館は1978年(昭和53年)11月3日に開館しました。同年に創業100周年を迎えた広島銀行が記念事業として ”愛とやすらぎのために” をテーマに、ひろしま美術館を設立しました。【他の写真】
【ひろしま美術館の周囲を巡る遊歩道】 遊歩道を散歩してとても癒されました。忙しい日々のオアシスです。広島市は1945年(昭和20年)8月6日原爆投下により廃墟と化しました。その後、広島市は平和文化都市を目指して復興の道を歩んできました。ひろしま美術館もその一環として設立されました。【他の写真】
【事務棟前にある「マロニエの泉」と後ろのマロニエの木】 マロニエの木にちなんで名付けられた「マロニエの泉」には広島のシンボルと言える錦鯉(カープ!)が泳ぎ噴水が吹きあげています。マロニエの木は開館当初の1980年(昭和55年)、パブロ・ピカソ(1881年10月25日~1973年4月8日・スペイン生まれ・フランスの画家)の三男、クロード・ルイス・ピカソ(1947年5月15日~2023年8月24日・フランス生まれ・写真家・映画監督・実業家)から贈られたものです。マロニエの木には5月初旬にはピンクの可愛らしい花が咲きます。【他の写真】
【マロニエの泉の側にある「象の噴水」】 この「象の噴水」はひろしま美術館創設時にマロニエの泉の中に設置されました。ひろしま美術館創設者で初代館長の井藤勲雄(いとう・いさお)氏が美術館創設のためヨーロッパ視察に行った時、スペインで購入し広島に送ったのが、この「象の噴水」です。けれども2001年(平成13年)の芸予地震で破損したので、現在の噴水に取り替えられ、「象の噴水」はマロニエの泉のそばに置かれました。創設当時のメモリアルとしてマロニエの泉の側で、今でもひっそりと時を刻んでいます。【他の写真】
【本館(左側)の裏にある別館(右側)の入口付近】 今回の特別展「ジパング~平成を駆け抜けた現代アーティストたち」は別館の前にある本館の後ろの入口から入ります。ひろしま美術館創設者・井藤勲雄(1908年11月3日~1989年)氏は広島県出身。京都帝国大学法学部卒。1960年広島銀行取締役、その後常務、専務を経て1968年頭取、1984年会長。藍綬褒章、勲三等旭日中綬章。ひろしま美術館を創設、美術館建物を設計し、初代館長に就任。ルノワール、モネ、マティス、セザンヌ、ゴッホなど多数の名画を集めて収蔵しました。1989年6月11日腎不全で死去。享年80歳。【他の写真】
【別館前からリーガロイヤルホテル広島を望む】 広島市の観光中心地にあるリーガロイヤルホテル広島は、ひろしま美術館のすぐ南側に道路を挟んで建っています。地下2階・地上32階建ての広島市で一番高くて(地上150m)、大きな(客室数1039室)ホテルで、評価も4.5つ星です。今年4月25日に開業30周年を迎えました。宿泊施設のほかにも結婚式場、多数のレストラン、料理店、バー、宴会場、写真スタジオ、美容室、理容室、会議場、ショップなどがあり、観光客だけでなく地元の人々も多数利用しています。高級ホテルのイメージですが、親しみやすい雰囲気作りがしてあり、私も何度か利用しましたが、1階のレストラン、6階の日本料理、中華料理などのお店が人気です。【他の写真】
【「どこから来られましたか?」来館者の地域アンケート(事務棟前に展示)】 アンケートでは、ひろしま美術館の来館者は広島県内が多いのは当然ですが、関東地方が多いのは少し意外でした 。【他の写真】