歴史民俗展示室(常設展示場)。「ふるさとの歴史と人々のくらし」をテーマに、光市の古代から太平洋戦争終了までを歴史的に展示されています。
人間魚雷「回天」(訓練用)の頭部。「回天」は全長14.7m、直径1m、排水量8トンの有人の特攻兵器です。ここに展示されている頭部には、出撃時には1.55トンの炸薬(火薬)が装填されます。威力は戦艦でも撃沈できます。太平洋戦争末期には、光市に人間魚雷「回天」の基地があり、実際に出撃しています。【他の写真】
当時の光海軍工廠(海軍の兵器や爆弾などを開発・製造する工場)の資料も展示されていました。写真や工員募集のポスターもありました。【他の写真】
光海軍工廠貨物取扱場建物の鉄骨柱の一部。アメリカ軍の空襲で、機銃掃射による弾痕(丸い穴)が残っています。【他の写真】
光市出身の偉人コーナー。清水宗治(しみず・むねはる・戦国時代の武将)、難波覃庵(なんば・たんあん・明治時代の画家)、玉井喜作(たまい・きさく・明治時代のジャーナリスト)等、人物の資料が展示されていました。【他の写真】
原始時代(旧石器時代~縄文時代~弥生時代)のコーナー。光市内の各遺跡からの出土品なども展示されていました。【他の写真】
江戸時代~昭和時代の光市民の生活道具、農業用具などが展示されていました。【他の写真】
自然史展示室(常設展示場)。光市に生息している昆虫や貝、身近な動物の剥製・標本類などが展示されていました。【他の写真】
光市の野山に生息する動物や鳥類の剥製もありました。まるで生きているようでした。
光市でも観察された鳥、チョウゲンボウ(ハヤブサ目・ハヤブサ科)。ハト位の大きさで、全長30~40センチ。翼を広げると60~80センチになります。「キイキイキイ」と鳴くそうです。【他の写真】