何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

周南市徳山動物園(3)人類との共存で動物たちの未来が変わる?(山口県周南市徳山5846)

【マレーグマ舎】 私達はマレーグマ舎にやって来ました。マレーグマは、クマの種類の中では最も小型なクマですが、東南アジアの熱帯雨林に生息しています。その熱帯雨林を切り開いてアブラヤシ栽培が拡大しています。アブラヤシの実から採取されるパーム油は、ポテトチップスやパンなどの加工食品、洗剤、せっけん、化粧品などに使用されており、生活とは切っても切り離せない植物油です。ところが、アブラヤシ栽培の拡大が熱帯雨林を破壊して、マレーグマの生息地が減少しているのです。【他の写真】

 

 

【マレーグマ】 マレーグマはクマの種類の中では最も小型なクマです。木登りが得意で、20cm以上ある長い舌で、果実や虫を食べたり、蜂蜜などをなめたりして生活しています。【他の写真】

 

 

【メンフクロウ】 お面をつけているように見えることからメンフクロウと命名されました。南極を除く世界中の全ての大陸に生息していますが、日本には生息していません。夜行性で夕暮れや夜に狩りをします。トカゲ、昆虫、コウモリや鳥など捕まえて食べます。平均寿命は約4年ですが、10~25歳以上生きるものもいます。【他の写真】

 

 

コツメカワウソ】 カワウソの仲間では最も体が小さいコツメカワウソ(体長40~60cm)はインド、中国、東南アジアなどに生息しています。川や沼地、湖などにいます。貝、甲殻類、昆虫、魚類などを食べます。寿命は15歳に達することもあります。【他の写真】

 

 

【アカアシドゥクラングール(姿が見えませんでした)】 アカアシドゥクラングールはラオスベトナムカンボジア熱帯雨林に生息しています。木の実や果物が主食です。ベトナム戦争時に米軍の枯葉剤散布により、生息地の大半を失い、数が激減しました。絶滅危惧種に指定されています。オレンジ色の顔、黄色やワインレッドの毛などカラフルな体色が特徴で、「世界一美しいサル」と呼ばれています。【他の写真】

 

 

【ベニコンゴウインコ】 南アメリカ北部の森林に生息しているベニコンゴウインコは、赤、緑、青など豊かな色彩が特徴で、大型のコンゴウインコの仲間の中でも最大の鳥です。体長1mに達するものもいます。平均寿命は50~60歳です。強力な口バシで固いナッツや種でも砕くことができます。けれども、性格はおとなしいのでペットとして飼育されることもあります。【他の写真】

 

 

【アオボウシインコ】 南アメリカ大陸のメキシコ、ブラジル、ボリビア、アルゼンチンなどが原産のアオボウシインコは、ハトよりは少し大きいオウム目・インコ科の鳥です。陽気で、人になれやすく、おしゃべり好きで、モノマネも得意なので、よくペットとして飼育されます。平均寿命は40~50歳です。【他の写真】

 

 

【カンムリヅル】 アフリカ西部~中部(エチオピアカメルーンギニアケニアニジェール南スーダンなど)に生息するカンムリヅルは、全長1m弱。顔に羽毛がない裸出部があり、上半分は白、下半分はピンクが特徴です。湿地に群れをなして生息します。生息数が減少していて、2004年における生息数は約15000羽と裁定されています。【他の写真】

 

 

【ニッポンツキノワグマ】 日本の本州と四国の森林に生息するニッポンツキノワグマは、胸部に三日月形やV字状の白い斑紋があります(無いクマもいます)。体長100~150cmで、比較的小さいクマです。夏は標高2000m以上の場所でも生活しますが、冬は低地に降りてきて冬眠します。家畜や農産物、人間への被害が多数発生していて、昔から狩猟の対象となっています。【他の写真】

 

 

珍しい動物達と出会って気分も癒され楽しむことができましたが、人類との共存で動物たちの環境が変わりつつあることも知りました。その共存の難しさをどのように解決して未来につなげていくかが人類の課題であるということも伝わってきました。まだまだ動物園内には多数の動物がいますが、一休みすることにしました。私達は売店と休憩所に向かいました。

ヨメトオレ「君をのせて」