何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

周南市徳山動物園(1)童謡「ぞうさん」ゆかりの地の動物園(山口県周南市徳山5846)

周南市徳山動物園ゲート】 周南市徳山動物園は旧徳山市制25周年を記念して1960年(昭和35年)3月20日開園しました。2023年1月現在で108種類515点の動物を飼育しています。【他の写真】

 

 

周南市徳山動物園入口】 動物園一帯は徳山藩主・毛利氏の屋敷があった場所で、ゆかりの史跡や神社仏閣があります。動物園の前は自然の森の徳山公園として市民に親しまれていました。隣にはKRY山口放送本社があります。【他の写真】

 

 

周南市徳山動物園・園内マップ】 周南市徳山動物園は北園と南園に分かれています。オープンしたアジアの熱帯雨林ゾーンが人気です。春は桜の名所として知られています。【他の写真】

 

 

まど・みちお詩碑】 周南市出身の詩人・作詞家、まど・みちお(1909年11月16日~2014年2月28日)は、童謡「ぞうさん」(作曲・團伊玖磨)の作詞家として知られています。まど・みちお氏は1994年11月、徳山動物園のメスのサバンナゾウ「マリ」を見て「まあるい おみみで まあるい ちきゅうのうた きいているよ」の詩を作りました。その「マリ」は2012年2月15日に死にました。推定32歳でした(人間の年齢では45~50歳)。その後、市民は「徳山動物園にもう一度ゾウを」と活動を始めました。【他の写真】

 

 

スリランカゾウの「ミリンダ」と「ナマリ―」紹介パネル】 2013年9月18日、スリランカ民主社会主義共和国から寄贈された2頭の子ゾウが徳山動物園にやって来ました。その2頭の子ゾウは成長して、現在、「ミリンダ」(オス)と「ナマリ―」(メス)として、まど・みちお氏の生まれた街のシンボルとして、スリランカ国との友好の証として多くの市民に親しまれています。【他の写真】

 

 

スリランカから徳山動物園に輸送された時の2頭の子ゾウの輸送箱】 2頭の子ゾウは、この小さい輸送箱に入る位の大きさでした。スリランカの政府機関、野生生物保護局の施設、「ゾウの孤児院」から寄贈されました。ピンナワラにある同施設は、ジャングルで迷子になった子ゾウや、密漁で親を亡くした子ゾウなどを保護しています。【他の写真】

 

 

スリランカゾウを見る来園者】 スリランカゾウはアジアゾウの一種で、スリランカに生息しています。2022年6月1日には、スリランカ駐日大使が徳山動物園を訪れ、スリランカゾウ2頭を見学しています。

 

 

スリランカゾウの「ミリンダ」と「ナマリ―」。遠くに小さくお尻を向けてもう1頭見えます】 オスの「ミリンダ」は2007年12月31日生まれの15歳。メスの「ナマリ―」は2006年9月10日生まれの16歳。見分け方は、大きい方が「ミリンダ」、小さい方が「ナマリ―」とのことです。

 

 

【ゾウが水浴び場に連れてこられました】 ゾウは気温が高い地域に生息しているので川や湖に入って水浴びをします。今は春なので、水浴びの代わりに飼育員さんが餌をやっていました。【他の写真】

 

 

【水浴び場で飼育員さんが餌をやっています】 ゾウの主食は干し草です。そのほかに生の牧草、サツマイモ、ニンジン、リンゴ、バナナなども飼育員さんにより与えられています。食事の時間は決まられていなくて、1日に数回、体調に応じて量を調整して与えられるとのことでした。【他の写真】

 

 

【子ゾウのモニュメント】 徳山動物園でのゾウの日課は、朝に足を洗います。それから屋外または室内に出て、飼育員さんにより、足を上げたり、鼻を上げたりするトレーニングを行います。夕方には再び足を洗います。それから寝室に入ります。【他の写真】

いっちー、なる「ぞうさん」