何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

上関海峡(1)「鳩子の海」の「鳩子の湯」へ(山口県熊毛郡上関町室津924)

【上関海峡。海峡の左端の上関大橋は上の長島(上関町)と下の室津半島(上関町)を結びます(写真は山口県観光連盟のサイトより)】 「鳩子の海」の上関海峡にやって来ました。上関海峡には、上関城山歴史公園、四階楼、道の駅「上関海峡」、旧上関番所、旧砲台跡、上関大橋、上関海峡温泉「鳩子の湯」、シーサイドホテル上関などの名所、施設があります。私は何回も訪れていて、上関海峡は思い出の場所でもあります。

 

 

【上関大橋から「鳩子の海」の上関海峡を望む。右端の建物が上関海峡温泉「鳩子の湯」です】 NHK連続テレビ小説鳩子の海」(昭和49年4月~昭和50年4月)は、広島の原爆など戦争のショックで記憶を失い、瀬戸内海の港町(上関町=ロケ地)で育てられた少女、鳩子の放浪の軌跡を感動的に描いています。平均視聴率は47.2%、最高視聴率は53.3%。【他の写真】

 

【「鳩子の海」で成長した鳩子を演じた藤田美保子】 「鳩子の海」では、鳩子の少女期は斎藤こず恵、成長した女性は藤田美保子が演じました。藤田美保子(現・藤田三保子・昭和27年10月31日生まれ)は山口県宇部市出身。女優、シャンソン歌手、油絵画家、俳人。平成31年にはNHK連続テレビ小説第100作となる「なつぞら」に10人目の歴代ヒロインとして出演しました。【他の写真】

 

 

【”海の見える温泉”上関海峡温泉「鳩子の湯」入口】 私達は”海の見える温泉”上関海峡温泉「鳩子の湯」にやって来ました。「鳩子の湯」は連続テレビ小説鳩子の海」にちなんで2011年12月にオープンしました。上関海峡は江戸時代には朝鮮通信使や参勤交代の大名が訪れ、瀬戸内の絶景を愉しみながら旅の疲れを癒した名所です。そのような歴史を反映して「鳩子の湯」の施設は全て和風の建築様式になっています。

 

 

【駐車場の最上壇から上関海峡温泉「鳩子の湯」施設を望む】 県内外から多数の人が来ていました。「鳩子の湯」施設の向こうの山は長島です。その間には見えませんが上関海峡の海が広がっています。”海の見える温泉”として建築された施設は、レストラン、温泉、休憩室などから上関海峡を見渡されます。【他の写真】

 

 

【「鳩子の湯」の玄関では、大変な少女期を送った鳩子が「ようこそ」と笑顔で迎えてくれました】 「鳩子の湯」には、各種温泉施設、サウナ、リラックススペース、和室休憩室、レストラン、売店、待合休憩ロビーなどがあり、友達や家族で心と体を癒せる施設です。

 

 

【「鳩子の湯」売店】 上関の海産物、地元の銘菓、お土産品、産地直送品など多彩な商品がありました。連続テレビ小説鳩子の海」にちなんだお菓子「鳩子の海」、鳩子てんぷら、鳩子ちゃんハンカチタオルなどグッズも販売していました。【他の写真】

 

 

【レストラン「うみべ」】 「鳩子の湯」のレストラン「うみべ」に入って食事をします。「豊かな漁場を礎に発展してきた海峡の街、上関。海の幸や山口県各地から選りすぐった食材を腕によりをかけ調理し、先人から受け継がれる文化を継承していきたい」とのこと。私は以前来たことがありますが、食事は初めてです。期待できそうです。

 

 

【レストラン「うみべ」和室】 予約をしていたので食事の準備はできていて、料理が運ばれてきました。上関海峡や長島を一望できる和室でくつろぎました。昼食時より時間をずらしたので、静かな雰囲気で話をしながら食事ができました。【他の写真】

 

 

【座敷のテーブルに料理が揃いました】 私は「うみべの上関漁師めし御膳」を頂きました。刺身が新鮮で美味でした。お2人は「高森牛レアステーキ御膳」、もう1人の方は「上関車海老天ぷらそば御膳」。食の好みもそれぞれです。食後のデザートは、私ともう1人はソフトクリーム、あとのお2人は上関特産海峡しょうゆプリンとさくらプリンを注文しました。

 

 

【温泉施設に至る通路】 今回は時間の関係で温泉には入りませんでした。温泉施設には開放感あふれる5種類の内湯と瀬戸内海を一望できる露天風呂があります。「紅湯の露天」は天然温泉で地下1000mからくみ上げられた「ナトリウム・塩化物冷鉱泉」で、赤茶色をしています。塩分も含んでおり湯冷めしにくい湯です。「石の風呂」「木の風呂」「家族風呂」などがあります。効能は神経痛、慢性消化器痛、慢性皮膚病、筋肉痛、冷え性、五十肩などとなっています。【他の写真】

チェリッシュ「鳩子の海」主題歌「いま朝のうちに」「かあさん」「背伸びしないで」