何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

室積半島(4)普賢寺・本堂(山口県光市室積8丁目6-1)

臨済宗・普賢寺(ふげんじ)参道。今回、私達は普賢寺を訪れました。長い参道の塀の右側に普賢寺・本堂があり、そばには雪舟庭もあります。山道の奥に山門があります。毎年5月14日、15日に盛大に行われる普賢まつりは、この普賢寺から少し離れたところにある普賢堂(ふげんどう)で主に開催されています。【他の写真】

 

 

臨済宗・普賢寺の山門。普賢寺の正式名は峨嵋山普賢禅寺(がびざんふげんぜんじ)で、臨済宗建仁寺(けんにんじ)派の禅宗の寺院です。安置してある普賢菩薩は延命の仏、海の守護仏として信仰を集めています。

 

 

臨済宗・普賢寺。山門から私達は境内の中に入りました。左の建物が本堂で、その奥に山口県指定文化財・名勝の普賢寺庭園(雪舟庭)があります。【他の写真】

 

 

普賢寺の境内。境内で写真撮りをしていたら、年配の女性が私に話しかけてきました。普賢寺44世住職・桝野象堂さんの奥様でした。奥様は境内を案内しながら、普賢寺の歴史や雪舟庭について話してくださいました。【他の写真】

 

 

普賢寺・本堂。普賢寺は平安時代中期、寛弘3年(1006年)に天台宗性空上人(しょうくうしょうにん・910~1007年)により開基されました。天台宗から臨済宗への改宗は、禅が渡来し、栄西禅師が京都に建仁寺を創建した1202年の直後と伝えられています。【他の写真】

 

 

普賢寺庭園(雪舟庭)。ご住職の奥様から、「雪舟庭はこの角度から見るのがいいのです」と教えていただきました。枯山水の庭園としては初期のもので、作庭の時代は室町時代後期とのことでした。【他の写真】

 

 

普賢寺本堂前の境内には赤門がありました。私達が入ってきた山門よりもっと奥にもう一つ門があったのです。「毛利の殿様の専用門です」と、ご住職の奥様が説明してくださいました。

 

 

普賢寺・赤門。普賢寺は毛利氏の御手伝普請寺(おてつだいぶしんじ)で寺院の格式は高く、赤門(開かずの門)の鬼瓦には毛利家の家紋があります。この赤門は室積地域では最も古い1630年代の建築物とのことです。この赤門は毛利の殿様のみが通れる門で、その他の参拝者は山門から出入ります。【他の写真】

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