黒川紀章が設計・デザインした「道後館」。このホテルで昼食、そのあと温泉に入ります。
「道後館」ロビー。江戸時代の蔵屋敷をイメージして設計されました。吹き抜けの2階から流れる滝と、ロビーを巡る川のせせらぎで、心が安らぎます。滝や川の水は、すべて地下水を汲み上げています。
ロビーには、七夕飾りがあり、願い事を書く人もいました。私たちも書きました。
ロビーからは、庭園も眺められます。庭園には、長寿と縁起の名松「鶴亀」が植えてあります。樹齢約300年で、江戸時代(元禄)から、道後温泉の変遷を静かに見守ってきました。
道後温泉観光親善大使の温泉むすめ、「道後泉海(どうご・いずみ)」。道後泉海の声優、篠田みなみさんも、2018年9月道後温泉観光親善大使に任命されました。全国に点在する、温泉むすめは、グループを組みアイドル活動をして、自分たちの温泉地をアピールしています。そのグループリーダーが道後泉海です。温泉むすめは、こちら。篠田みなみは、こちら。道後泉海は、こちら。
「道後館」2階の吹き抜けを通り、食事に向かいます。
和風レストランで昼食です。
ヘルシーな会席で、美味しかったです。
美術品も展示してありました。
食後は、ホテル内の温泉に入り、ロビーで一休み。
ホテル内には、造形物のインテリアもありました。「何のために意味なんかを求めるのです? 人生は意味ではなく、願望なんです」(チャップリン)。チャップリンについては、こちら。
ホテル玄関横には足湯もありました。湯の中の玉砂利を踏むと、足裏マッサージ効果があります。
足湯にある、「鬼瓦」(菊間瓦)。世界に誇る菊間瓦は、700年前、河野氏の城(城跡が道後公園となっています)に菊間瓦を献納したことが始まりです。
同じく足湯にある、菊間瓦で作られた仲睦まじい「道後夫婦狸」。弘法大師が四国八十八カ所巡礼を開創してから1200年。弘法大師は、少々頭は悪いが正直で明朗な太っ腹の狸を可愛がったので、四国では狸の一族が栄えたということです。