何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

室積半島(7)室積海岸<1>約5kmにわたる白砂青松の西日本有数の海水浴場(山口県光市室積)

室積海水浴場入口。今回は、お盆を過ぎて室積海岸を訪れました。国道188号線沿いの入口から南側の道路を進めばすぐ室積海水浴場があります。室積海岸は瀬戸内海国立公園に指定されています。【他の写真】

 

 

この入口の道路の突き当りが室積海岸で、その大部分が室積海水浴場になっています。ここは海岸の東側なので、入口道路の突き当りを右折して西側の端まで車を走らせます(厳密に言えば室積海水浴場は北西から南東に延びています)。

 

 

室積海水浴場(西側の端から撮影)。約5kmにわたってゆるやかに弧を描く白砂青松の海岸は西日本有数の海水浴場です。砂浜の後ろには防風保安林のクロマツの松林が広がっています。水のきれいな美しい海水浴場です。コロナの影響と盆過ぎなので人はとても少なかったです。以前は年間数十万人の海水浴客で賑わったのですが、現在は極端に減少しています。その理由は平成11年、この室積海岸に巨大なホホジロザメが出現したことと、近年砂浜の浸食が進み急勾配ですぐに深くなっていることです。けれども、人が少なく静かできれいなので、逆に穴場のスポットになっています。光市には他にも大きな虹ケ浜海水浴場(全長約2.4km)がありますが、そちらは浅瀬で毎年県内だけでなく大阪・広島方面等から多数の海水浴客が訪れています。【他の写真】

 

 

室積海水浴場市案内所。中には光市観光協会の人と警備員が詰めていました。いろいろ話を聞かせていただきました。海水浴場の開設は8月21日(日)午後5時までとのことでした。警備員は2人交代で海岸に出て全般の見張りを行っています。【他の写真】

 

 

東西に延びている室積海水浴場の中間点に来ました。泳いでいる人は僅かですが、静かな広々とした松林と白い砂浜、海の景色も良いので、散歩を楽しむ人は多数います。東側には遠く室積半島の先端、峨嵋山が望めます。室積海岸は、「日本の白砂青松100選」「日本の名松100選」「森林浴の森日本100選」「日本の水浴場88選」「日本の渚百選」「快水浴場百選」「極めて良好な水浴場」の選定を受けています。

 

 

海水浴場の東側の沖合に1隻の漁船がいます。見えませんが、西側の沖合にも1隻の漁船がいます。漁船と漁船の間には海中に網が張られており、遊泳区域の範囲を示すと同時にサメなどの侵入を防ぎます。24時間体制ですが、8月21日午後5時で終了しました。【他の写真】

 

 

室積海水浴場の中間点から西側を望む。沖合にはよく見えませんが、網を張っている1隻の漁船がいます。その周囲には多数のウインドサーフィンをしている人々も見えました。ちなみに、光市出身の歌手、あさみちゆきさんの「室積海岸」という歌もあります。【他の写真】

 

 

海水浴場の東側には松林の中にプールがあり、親子や子供達が泳いでいました。【他の写真】

 

 

この赤旗は遊泳区域の東側境界線の起点を示しているそうです。室積海水浴場は広々としているので、散歩を満喫できました。次は防風保安林の松林の中を探索してみます。【他の写真】

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