何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

初夏の錦帯橋(1)錦帯橋八景(山口県岩国市岩国)

橋の西側(横山地区・吉香公園)から錦帯橋(きんたいきょう)を望む(右が下流)。初夏の錦帯橋に来ました。山口県最大の大河である錦川に架かる錦帯橋は、日本三名橋(東京の日本橋、長崎の眼鏡橋、岩国の錦帯橋)の一つです。

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橋の東側(岩国市街地)から錦帯橋を望む(左が下流)。後方の城山(200m)の山の上には桃山風南蛮造りの岩国城天守閣が小さく見えます。錦帯橋は1673年(延宝元年)、岩国藩3代目藩主・吉川広嘉(きっかわ・ひろよし)公により創建されました。翌年流出しましたが、すぐに再建されました。以来、1950年(昭和25年)9月のキジア台風により流出するまで276年間、その威容を保ちました。流出後、錦帯橋は1953年に再建されました。その後、2001年(平成13年)~2004年(平成15年)に「平成の架替事業」が行われ現在に至っています。【他の写真】

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錦川上流から錦帯橋を望む。屋形船がひっそりと繋がれています。錦帯橋とその周辺は、春は桜、夏の鵜飼、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の景観が楽しめます。錦帯橋の近くでは、夏は伝統的な鵜飼による夜の鮎漁を屋形船で鑑賞できます。通常は6月1日からですが、コロナのため、今年は7月1日(木)~9月10日(金)の予定です(変更あり)。

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錦帯橋は5連のアーチからなる木造橋で、中央の3橋は無脚のアーチです。釘は1本も使用されずに、組木の技術により造られています。橋の全長は193.3m、中央のアーチの高さは川床から13mもあります。【他の写真】

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河畔のサクラの向こうに錦帯橋が垣間見えます。錦帯橋はサクラの名所です。錦帯橋周辺の河畔や吉香公園には、約3000本のソメイヨシノや八重桜が植えられています。

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「槍倒し松(やりこかしまつ)」から錦帯橋を望む。「槍倒し松」は、岩国藩の武士の負けず嫌いを象徴する松です。他藩の大名行列岩国藩の城下を通過する時、この松により、どうしても槍を倒さなければ通ることができないようにしたのです。詳細は➡【他の写真】

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橋の西側たもとから河原を望む。梅雨入りにもかかわらず好天続きなので、観光客も多く、対岸の河原の観光用駐車場には多数の車が見えます。けれども、河原の土産物や飲食の出店は皆無です。【他の写真】

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錦川の清流から錦帯橋を望む。河畔には、サツキがちらほら咲いていました。錦川は山口県北東部、周南市鹿野地区が水源で、中国山地の流水を起点としています。この錦川に沿って錦川鉄道(第3セクター)の【錦川清流線】が走っています。カラフルな車両が運航して観光客の人気を集めています。

f:id:nagisa777aoi:20210603160104j:plainGARNET CROW 「百年の孤独」