【TOSOH PARK 永源山(永源山公園)の「ゆめ風車」】 標高約90mの丘、永源山山頂の展望台から「ゆめ風車」と瀬戸内海を望む。瀬戸内工業地域の周南コンビナートが広がっています。中央に周南大橋があり、周南大橋を渡った左側に、東ソー・エスジーエム(株)、東ソー・ファインケム(株)など東ソー(株)の工場群が展開しています。その向こうの小山のような島が黒髪島(くろかみじま・国有地)です。黒髪島では御影石が採掘され、1917年の国会議事堂の建設には黒髪島の御影石が使用されました。その右の細長い島が大津島。大津島は太平洋戦争中、人間魚雷回天の基地でした。回天記念館があります。【他の写真】
【TOSOH PARK 永源山入口から、幹線園路の広いケヤキ並木道を通って永源山山頂の丘の上にある「ゆめ風車」まで歩いて登っていきます】 永源山公園は令和3年4月1日から、東ソー株式会社(本社・東京都港区、本店・山口県周南市)がネーミングライツパートナーとなり、永源山公園の愛称が「TOSOH PARK 永源山」になりました。期間は令和8年3月31日まで。【他の写真】
【ケヤキ並木道から石段を上がって休憩広場まで来ました。桜が満開です】 東ソー株式会社は日本の総合化学メーカー。周南コンビナートにある同社の事業所は、単一工場としては日本最大規模の敷地(300万㎡)と自家発電(825000kw)を有しています。【他の写真】
【中央に70mのカスケード(階段式の滝)がありますが、水は流れていませんでした。カスケードの側の階段をさらに上って行きます】 永源山公園は旧・新南陽市が昭和45年11月、市制施行記念として、水をテーマにして造った公園です。その後旧・新南陽市は平成15年4月、徳山市、鹿野町、熊毛町と合併し、周南市になりました。【他の写真】
【市制記念広場まで上ってきました。中央に限りない発展を願ったモニュメント「調和」が聳え建っています。左右に噴水設備があります。噴水は出ませんでした】 旧・新南陽市は平成2年5月22日、オランダのデルフザイル市と姉妹都市提携を結びました。【他の写真】
【母と子の広場階段から市制記念広場を望む】 姉妹都市提携以後、オランダと様々な友好交流が行われ、オランダを象徴する風車が永源山山頂の丘の上に建設され、平成7年8月に「ゆめ風車」が完成、オープンしました。この「ゆめ風車」は、まさにオランダの風と香りを運んできてくれる交流の象徴となりました。【他の写真】
【母と子の広場まで上がってきました。全長70mのバーゴラ(幅4m)から母と子の広場を望む】 母と子の広場では野外ステージや広場で公演やイベントが行われます。また、ふれあい祭やフリーマーケットも開催されています。【他の写真】
【第2展望台の斜面(母と子の広場の南側)には多数の大きな石が置かれていました】 公園内には、山頂展望台、「ゆめ風車」をはじめ、国際交流広場、野外プール、幼児広場、運動広場、展望広場、市制記念広場、すべり台・遊具の「夢虫基地」、散策広場・ロックガーデン、憩いの広場、多目的広場、であいの広場、古墳群、周南市郷土美術館・尾崎正章記念館、公園管理事務所などがあります。【他の写真】
【母と子の広場の南側の奥にあるコンクリート製の野外ステージ】 毎年10月に催される「ゆめ風車まつり」では、このステージで多彩な出し物や公演が行われます。【他の写真】
【母と子の広場から永源山山頂の「ゆめ風車」を目指して、さらに登っていきます】TOSOH PARK 永源山は、春にはサクラ、ツツジ、チューリップの花や新緑が、秋には紅葉が季節を彩ります。毎年5月の連休には「つつじ祭り」が開催されますが、コロナのため、2年前から中止されていて、今年も中止になりました。【他の写真】