【錦帯橋を渡る大名行列の先頭(岩国地区の下河原駐車場から撮影)】 山口県岩国市で開催された第47回錦帯橋まつりでは、大名行列が7年ぶりに行われました。岩国小学校(岩国3丁目)を出発して錦帯橋を渡り、吉香公園(横山地区)まで約1kmを歩く行列です。今回は岩国藩鉄砲隊演武を主として見学したので大名行列は岩国地区の錦帯橋入口付近のみの写真撮りになりました。【他の写真】
【錦帯橋を渡る大名行列(城山山上に岩国城が聳えています)】 城山山上(標高約200m)に聳える岩国城は3層4階桃山風南蛮造りの山城で、日本100名城に選定されています。【他の写真】
【岩国地区から錦帯橋に入る大名行列(奴道中)】 奴(やっこ)は江戸時代に武家に仕える奉公人です。大名行列では槍(やり)や挟箱(はさみばこ=着替えや身の回り品を収納)を持って先頭を歩きます。奴が着ている半纏(はんてん)には四角い紋が付いています。【他の写真】
【大名行列を見ようと岩国地区には多数の観光客が集まっています】 錦帯橋の岩国地区入口付近です。大名行列は岩国小学校を出発して大明小路(だいみょうこうじ)を通って錦帯橋まで来ました。大明小路は、江戸時代にはこの周辺で最も栄えた通りでした。【他の写真】
【吉川家の藩主用の駕籠(かご)も行列に参加】 駕籠は吉川家に代々伝わる本物の藩主用の駕籠です。通常は吉川史料館(岩国市横山2丁目)に保存、展示されています。【他の写真】
【並んで歩く福田岩国市長と(手前)と深澤鳥取市長(右隣)】 今年は岩国市と鳥取市の姉妹都市提携30周年。これを記念して岩国城主・吉川広家に福田良彦岩国市長(54歳・岩国市出身・前衆議院議員)が、また鳥取城主に深澤義彦鳥取市長(72歳・鳥取市生まれ・前鳥取市副市長)が扮して、並んで歩きました。後ろには奥方や家臣が続いています。【他の写真】
【華やかな奥方の行列(岩国地区錦帯橋入口)】 奥方役の二人はミス岩国です。米軍岩国基地の軍人も参列しています。大名行列は江戸時代の参勤交代を再現したものです。【他の写真】
【福田岩国市長、深澤鳥取市長を先頭に錦帯橋を渡り始める奥方や家臣の行列】 大名行列は江戸時代の大名が公式に外出する際に大勢の家来を従えて行う行列です。参勤交代は江戸と領地を往復する際に組まれた大名行列で、豪華な衣装を身に付け、華やかな行列ですが、大名の権威や財力を誇示すると共に、幕府への忠誠心を示す儀式でもありました。【他の写真】
【家臣の行列(錦帯橋・岩国地区入口)】 大名行列は錦帯橋を渡って武家屋敷のある横山地区に入ります。参勤交代で江戸から帰ってきた大名行列が大河の錦川に架かる錦帯橋を渡って岩国城や武家屋敷に戻るという当時の状況を再現しています。