防府市青少年科学館「ソラール」横にあるサイエンスパーク。クスノキ。
ソラール玄関。
1階の二コラ・テスラ展。発明品のリモコン(無線操縦)ボート。1898年秋、テスラは、鉄製のリモコンボート(左)を公開しました。発振装置(右)で自由自在に操縦し、潜水もしました。1週間の公開実験で15000人の観客が押し寄せたのです。また、会場では発明品の自動人形「オートマン」(ロボット)が身振り手振りで質問に答えて、観客を驚かせました。
二コラ・テスラ展。発明品の振動変圧器「ズマイ」(可動模型)。テスラが発明した変圧器は、小型のものから大型のものまであり、数十キロボルトから数百キロボルト以上の高電圧が得られました。
二コラ・テスラの像(全世界に600以上あります)。二コラ・テスラ(1856年7月10日~1943年1月7日)は、セルビア人でオーストリア帝国出身の発明家。蛍光灯、電子レンジ、ラジオ、リモコン、交流電力システムなどの原理を発明しました。テスラは発明王エジソンより9歳年下でした。テスラは、エジソンの会社に入社しましたが、トラブルで退社しました。テスラは自分が発明した交流電源、エジソンは従来の直流電源を主張し長年対立したのです。現在は、世界中で交流電源が採用されています。テスラは生涯、独身を通しました。
発明品のテスラ・コイル(高電圧と高周波電流を発生させる装置)。「私は実際の作業を、性急に進めることはしません。まずは、頭の中で装置を動かし、改良を行っていきます。実際に工場で試験を行うのも、思考の上で試すのも、大した違いはありません」(二コラ・テスラ)。
パネル展示「二コラ・テスラの生涯」。二コラ・テスラは、「直感は、知識を超越します。私達の脳の中にある素晴らしい組織に比べれば、論理や計画的な努力は、取るに足らないものになってしまします」とも、言っています。
「二コラ・テスラ展」。確かに直感は、人間関係を含めて、あらゆる局面で意外とよく当たることがあります。はずれる場合もあるので、万能ではありませんが、無視はできません。
2階生活の領域の「正反対ミラー」。左は平面ミラー(車のサイドミラーや道路のカーブミラーなど)。中央は「正反対ミラー」(横がわん曲した鏡)。右も正反対ミラー(縦がわん曲した鏡)。
2階生活の領域の「光のマジックルーム」。ナトリウムランプは、赤や青色の光がなく、黄色だけの光を出しています(後ろのカーテンを完全に閉じていなかったので、赤色が出ています)。