菅野公園展望台より菅野湖(すがのこ)を望む。菅野湖はダム湖で、瀬戸内海沿岸の周南市から約12km内陸の標高約220mのところにあります。菅野ダムは錦川水系の多目的ダムです。夏はホタルと桜、秋は紅葉が映える名所です。今日は、あいにくの曇りです。
菅野公園展望台。菅野湖そばの高い丘の上にあります。今回は、菅野ダムの湖底にある幻の滝もひょっとしたら見えるかも知れないと思って来ましたが、水量が多いので駄目のようです。
菅野公園には錦川総合開発記念碑も建っていました。【他の写真】
展望台にはバーゴラの休憩所もありました。【他の写真】
展望台から菅野ダムを望む。菅野ダムは山口県では2番目の大きさを誇っています。
展望台から下りて、菅野ダムを徒歩で渡ってみました。
菅野ダムの堰堤(えんてい=堤防)の天端(てんば=一番上)は国道434号線になっています。
菅野ダムの天端(国道434号線)から菅野湖を望む。少し晴れ間が見えてきました。この方向の遥か先に幻の滝があります。
菅野ダムから菅野湖の周囲の道路を通って、駄目と分かっていながらも、幻の滝を求めて車を走らせました。赤い橋の「かわくぼばし」までやって来ました。この橋を渡って少し進むと、右手に幻の滝「璞玉(あらたま)の滝」があります。【他の写真】
やはり、湖の水量が多く、幻の滝は見えませんでした。数年に1度位、渇水で水位が低下した時に湖底が現れ、見られます。今年の1月には見ることが出来たそうです。
これが幻の滝「璞玉(あらたま)の滝」です。滝の高さは約10m。菅野湖の貯水率が30パーセント位に低下すると、このような湖底が現れ、幻の滝が出現するのです(写真は山口放送のサイトより)。