何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

下瀬美術館(1)世界で最も美しい美術館(広島県大竹市晴海2丁目10―50)

【下瀬美術館・レセプション棟前の広場からエントランス棟を望む】 私たちは車で下瀬美術館に来ました。隣の晴海臨海公園には何回か来ていますが、2023年に開館した下瀬美術館は初めてです。広々とした、まるで美しい自然公園の中に建築されたような美術館。その美術館のミラーガラス・スクリーンが周囲の樹木や芝生を映し自然に溶け込むように調和して私たちを迎えてくれました。下瀬美術館は2024年12月に、ユネスコ(国連教育科学文化機関)によって創設された建築賞<ベルサイユ賞>(最優秀賞)「世界で最も美しい美術館」を受賞しています。【他の写真】

 

 

【左の楕円形の建物がエントランス棟・右端の切妻屋根の建物がレセプション棟】 下瀬美術館の建築の全ては、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が「アートの中でアートを観る」をコンセプトに設計しました。【他の写真】

 

 

【下瀬美術館・全景(模型)】 下瀬美術館は美術館と関連アート施設・宿泊施設も整備されている美しい広大な美術館エリアです。海岸線と平行に並び建つ楕円形のエントランス棟、ほぼ正方形の企画展示棟、長方形の管理棟を渡り廊下でつなぎ、それらを長さ190m、高さ8.5mのミラーガラス・スクリーンで一体化しています。建物の海側に水盤を設け、その上にカラーガラスに覆われた8つの可動展示室を並べています。その右側(北側)にエミール・ガレの庭、その海側に「水辺のヴィラ」5棟があります。エントランス棟の南側には「森のヴィラ」5棟があり、近くにレストランとハーブガーデンが設けられています。エントランス棟の近く(西側)にレセプション棟があります。また、企画展示棟の屋上が望洋テラス(展望デッキ)になっています。【他の写真】

 

 

【可動展示室】 坂茂氏が瀬戸内海に浮かぶ島々から着想した可動展示室は、水盤の上に異なるカラーガラスで覆われていて、とても美しかったです。8棟ありました。中には松山智一(まつやま・ともかず=ニューヨークを拠点に国際的に活動する現代美術家)の作品が展示されていました。【他の写真】

 

 

【企画展示棟】 企画展示棟にはサム・フォールズ(アメリカの美術家)の作品とともに、下瀬美術館コレクションの核であるフランスの工芸家・陶芸家・エミール・ガレ(1846年5月4日~1904年9月23日)の作品も展示されていました。【他の写真】

 

 

【エントランス棟内部】 2つの柱から放射状にヒノキ集成材の梁が延びる傘型の構造からなる楕円形の建物です。美術館のロビー、カフェ、ミュージアムショップなどがあります。奥の広い開口部のミラーガラスからは瀬戸内海が望めて、まるで美しい風景画のパノラマのようでした。【他の写真】

 

 

【下瀬美術館のベルサイユ賞受賞を記念する賞状とメダル】 ユネスコで創設された建築賞は最優秀賞のベルサイユ賞、内装特別賞、外装特別賞の3つの賞が授与されます。2024年6月に下瀬美術館を含む世界の7つの美術館・博物館が「世界で最も美しい美術館」としてノミネートされました。その後厳正な審査が行われ、12月2日、フランス・パリのユネスコ本部で行われた表彰式で、下瀬美術館がベルサイユ賞を受賞しました。【他の写真】

 

 

エミール・ガレの庭】 エミール・ガレの庭を私たちは散歩しました。とても独創的な庭園の雰囲気が素敵で癒されました。アール・ヌーヴォーを代表する工芸家エミール・ガレは、自然をモチーフとした作品も創作していますが、植物学者でもあります。そんなガレの作品に登場する草花を中心に、瀬戸内の気候に合わせて植栽されたとのこと。美しい庭園です。【他の写真】

 

 

【望洋テラスへの坂道・左側が望洋テラス】 私たちが下瀬美術館・エントランス棟北側の丘を登っていくと望洋テラス(展望デッキ=企画展示棟の屋上)に出ました。天気は曇りでしたが、カラフルな可動展示室、宮島などの瀬戸内海の美しい風景、大竹市街などが展望できました。【他の写真】

 

 

【鏡の森】 木々が鏡に映ることで、森の中にいるような感覚になります。私たちが中央の遊歩道を歩いていると、左右に張り巡らされているミラーガラス・スクリーンに映し出され、私たちと同じ人間が一緒に歩いているように見え、楽しませてくれました。私たちは、この鏡の森で長時間過ごしました。【他の写真】

 

 

【Soul Miner(松山智一)】 鏡の森の中の遊歩道傍に優雅に建っている「Soul Miner」。作家のインテンションは私たちには分かりませんが、メルヘンチックなナイト(騎士)のような印象を受けて、ア・リトル胸キュンとなった私は彼に微笑んであげました。松山智一の作品です。ステンレス鋼とポリウレタン樹脂で製作されています。【他の写真】

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