黄昏時、いろり山賊玖珂店の灯も輝きを増してきました。美しい店舗の灯りを眺めていたら、ふと、この建物の雪景色が脳裏に浮かんできました。いろり山賊錦店は冬には雪が積もるそうです。ここ玖珂店も雪が積もるときがあるそうです。冬は寒そうだけど、山賊村の雪景色を堪能しながらの食事も一興かなと思いました……。【他の写真】

食事を終えた私たちは、帰る前に再び山賊村を散策しました。いろり山賊の前身は広島県広島市の居酒屋「的場大学」です。1971年(昭和46年)に「いろり山賊」と改名して岩国市玖珂町の現在地に移転開業しました。この地に昔、山賊がいたという言い伝えがあるそうです(資料等で確認したのではなく伝聞です)。【他の写真】

その後、1978年(昭和53年)に「いろり山賊錦町店」(岩国市錦町)、1985年(昭和60年)に「いろり山賊周東店」(岩国市周東町)を出店しました。けれども、コロナ感染の流行で「いろり山賊周東店」は2022年(令和4年)7月に閉店しています。【他の写真】

いろり山賊玖珂店の「竈(かまど)」店の傍には池があり鯉(こい)が沢山泳いでいました。鯉もよく見れば可愛らしいです。【他の写真】

「竈(かまど)」店の大座敷では、池の中の観音様や流れ落ちる滝、古風な建築物などを眺めながら食事ができます。【他の写真】

池の中に立つ観音様です。照明が当たっています。山賊村に観音様……素晴らしいです。後方には滝があり水が流れ落ちています。とても癒されました。手を合わせて観音様を拝みました。【他の写真】

観音様を拝していたら、観音様の美しき申し子、般若姫(はんにゃひめ)伝説のことが頭に浮かんできました。観音様に化身した般若姫は私たちの住む瀬戸内海の守り神です。大分県豊後大野市三重町内山には、高さ25mの巨大な般若姫像(平成3年3月蓮城寺に建立)が建っています。内山観音・蓮城寺は般若姫の父、真名野長者(豊後の国の大富豪)が若くして亡くなった娘を弔うためを建立しました。約1400年前(古墳時代末期)の般若姫伝説は瀬戸内海ではよく知られています。般若姫は実在の人物です。【他の写真】

約1400年前に19歳の般若姫が船上から身を投げて入水した大畠瀬戸です。瀬戸内海沿岸の山口県柳井市大畠と周防大島に架かる大島大橋。この橋周辺海域の干潮の急流で発生する渦潮は、日本三大潮流の一つで、「万葉集」にも歌われるほど迫力のある渦潮です。橘豊日皇子(たちばなのとよひのみこ=後の用明天皇)の待つ奈良の都を目指して航海中の般若姫を乗せた船とお供の大小120隻の大船団はこの大畠瀬戸で嵐に遭遇しました。金龍神の復讐でした。 【他の写真】
GARNET CROW「僕らだけの未来」