【マロンの里交流館東側の大広場から三倉岳(みくらだけ)を望む】 三倉岳(標高702m・広島県大竹市栗谷町)の頂には、朝日岳、中岳、夕陽岳の三つの鋭くとがった峰があることから「三本槍」とも呼ばれています。三倉岳の頂は古来より神と人間との一時の出会いの場と言われてきました。一番高い峯は人の「寿命」を、二番目に高い峯は「徳」を、一番低い峯は「福」を司る神の山とされています。麓の宮久保神社には三倉大明神が祀られています。【他の写真】
【芝生広場】 マロンの里交流館の東側にあります。ここではバーベキューも楽しめるとのこと(ただしエリアが決まっています)。周囲には栗の木があり、遊歩道もあるので散歩もできる自然体験型スポットです。
【芝生広場(マロンの里交流館側から東方を望む)】 私達がマロンの里交流館を訪れた時、来館者が少なく芝生広場にもほとんど人がいませんでしたので、ゆったりとできました。芝生広場は緑がとても綺麗でした。ベンチに座って一休みしました。【他の写真】
【芝生広場のパーゴラ】 パーゴラもありました。中に入ってみると、ひんやりとして気持ちよかったです。ちなみにパーゴラ(pergola)はイタリア語(語源はラテン語)で「ぶどう棚」を意味します。一般的にはぶどうだけではなく、格子状の棚に藤、ゴーヤ、バラなど蔓(つる)科の植物を絡ませ、夏場の日差しを遮り、涼しい空間を作ります。日本では「藤棚」として公園に行けばよく見られ、住宅の庭や軒先にも設置されます。【他の写真】
【緑の遊歩道】 芝生広場の周囲を巡るパーゴラで囲まれた緑の遊歩道を散歩しました。標高150mのマロンの里は栗の木で囲まれていて、涼しく、景色もきれいです。まさに緑の園のようです。【他の写真】
【玖島川(くしまがわ)案内板(マロンの里交流館の裏側)】 玖島川はマロンの里交流館のすぐ裏(北側)を流れる清流です。案内板には「栗谷健児の歌」も紹介されていました。この玖島川の下流で小瀬川と合流しますが、その合流点には岩に大小さまざまな穴ができた蛇喰磐(じゃぐいいわ・広島県天然記念物指定)があります。三倉岳に住む大蛇が食べた穴であるとの伝説になっていますが、実際は花崗岩の川床が幅30m長さ200mにわたって水の浸食によりできた穴です。【他の写真】
【玖島川の上流を望む】 玖島川はとてもきれいな清流です。子供達が水遊びをしていました。この玖島川の源流は広島県廿日市市の玖島地区です。廣源寺(こうげんじ)の近くから玖島川が流れ出しています。【他の写真】
【玖島川の川底を望む】 この辺りの玖島川はとても浅いので子供が遊んでも安全です。上流には玖島川親水公園もあり、河畔に広場があり、子供連れで遊んだりできます。秋には紅葉で彩られます。
【玖島川の中流を望む】 玖島川にはカマツカという魚も採れるそうです。コイ目コイ科の魚類で体長15~20cmの細長い魚です。美味な白身の食用魚で塩焼きして食べられます。砂底にじっとしているので網で採れるそうです。【他の写真】
【玖島川の下流を望む】 ワンタッチテントを張って川遊びをしている家族連れもいました。台風や大雨の時には玖島川はよく氾濫するそうです。その時は大竹市内の玖島川流域の住民(約220世帯約380人)に対して、氾濫の危険のため避難指示が出るそうなので、大雨の時は注意が必要です。【他の写真】
【玖島川河畔の小道】 小道の木には「危険な八チ・ヘビに注意」の告知板がありました。ヤマカガシもマムシも毒蛇です。日本の毒蛇の中で最も強い毒を持つのがヤマカガシでLD50は5.3mg/kg、マムシは16mg/kgで、マムシの3倍強いのです。スズメバチは4.1mg/kgです。LD(lethal dose=致死量)は医療介入無しの死亡率です。LD50は、噛まれて毒が体内に入った場合、医者の治療を受けなければ50%が死亡する毒量(半数致死量)を表しています。例えばヤマカガシのLD50は、噛まれた人または動物の体重1kg当り5.3mgの毒量で噛まれた人または動物の半数が死亡します。毒量の数値が小さいほど強い毒性です。【他の写真】