別府高原(標高500m)から、別府ロープウェイを望む。今回の旅は、鶴見岳の霧氷、山頂からの展望(別府湾、周防灘、瀬戸内海)が目的です。別府ロープウェイは、鶴見岳(標高1375m)山麓にある別府高原駅(標高503m)から、鶴見山上駅(鶴見岳山頂付近=標高1300m)までの全長1816m、高低差約800mをゴンドラで運行(所要時間約10分間)しています。
別府高原駅から鶴見岳を望む。この辺りで標高503m。寒いです。鶴見岳(後方の山)の山頂までロープウェイが続いています。まだ霧がかかっていないので鶴見岳の山頂が見えます。鶴見岳(標高1375m)は、活火山で、日本最大の温泉都市、別府市の温泉源となっています。阿蘇くじゅう国立公園で、日本300名山の1つです。
別府高原にある九州焼酎館。九州各地の焼酎500銘柄以上や大分県の民芸品などを販売しています。【他の写真】
別府ロープウェイの別府高原駅。ロープウェイのゴンドラ定員は101名で、九州最大級。ちなみに世界最大の乗車定員166人のロープウェイは、湯沢高原ロープウェイ(新潟県)と竜王ロープウェイ(長野県)です。【他の写真】
別府ロープウェイのゴンドラに乗りました。鶴見岳山頂を目指して上がっています。このあたりはまだ霧があまりないので、ゴンドラの中からは外の景色が見えます。「乗車数は73人です」と車掌さん。なんと、乗客のあちらこちらで中国語の会話がされていました。私は一応マスクは着用していましたが……。【他の写真】
鶴見山上駅に到着しました。もう山頂付近には霧がかかってきました。木々は霧氷で白くなっています。【他の写真】
鶴見山上駅(鶴見岳山頂付近=標高1300m)。山頂は雪が積もっていましたが、多数の観光客がいました。すごい霧になりました。視界が悪く、別府湾や瀬戸内海の展望は不可能でしたが、霧氷と雪景色は堪能できました。山頂には、ジャンボ温度計や七福神巡りなどもありました。<山頂の霧氷・雪景色などの情景は次回レポートします>【他の写真】
鶴見岳山頂で、ひとときを過ごし、霧氷などを見た後、下りのロープウェイに乗り込みました。青色のゴンドラなので「ゆふ号」です(赤色はつるみ号)。下りの乗客数は37名でした。
ゴンドラの外は、すごい霧で真っ白。景色はほとんど見えません。
かなり下って行くと、視界が次第に良くなりました。【他の写真】
山麓の別府高原駅に近づくと、別府市街と、その向こうに別府湾が見えました。
別府高原駅に到着して外に出ました。最初にここからロープウェイに乗る時は、鶴見岳の山頂付近が見えていたのですが、今は中腹から山頂付近まで、すっぽり霧で覆われて見えません。山の天候は急に変わります。