「文学のこみち」入口。千光寺公園山頂駅付近から中腹の千光寺、千日稲荷までの約1キロの下り坂の遊歩道が「文学のこみち」です。尾道ゆかりの作家・詩人の詩歌、俳句、小説の断片等が刻まれた自然石が、25基点在しています。【他の写真】
少し下ると、東屋のある休憩広場があります。「文学のこみち」には、松尾芭蕉、頼山陽、緒方洪庵、徳富蘇峯、志賀直哉、林芙美子、中村憲吉、正岡子規、十辺舎一九、金田一京助、山口誓子などの文学碑があります。
休憩広場の近くには、木の根を細工した動物(イノシシ?)らしきものもあり、文学散歩も楽しくなります。
「文学のこみち」は、このような大岩もあります。この下をくぐり抜けて進みます。ここには、江見水蔭(岡山県出身・小説家)の句碑があります。【他の写真】
林芙美子の「放浪記」の文学碑。尾道市街が見える一番眺めの良いところに設置されたそうですが、今日は雨でよく見えません。【他の写真】
千光寺に着きました。ここには、干支のご本尊様(守り仏)があります。【他の写真】
千光寺本堂。千光寺山(千光寺公園)の中腹にあります。本尊は千手観世音菩薩。806年(平安時代初期)に創建。本堂は1686年に建立。この地方では珍しい舞台造り。【他の写真】
千光寺本堂から尾道市街・南方向を望む。尾道水道の対岸は向島。【他の写真】
「相手の喜びと悲しみを感じとって、初めて、相手への理解が深まります」(アインシュタイン)。アインシュタインについては、こちら。
千光寺境内の巨岩、「玉の岩」(高さ15m)。昔、この岩の頂きに如意宝珠があり、夜になると、海上を照らしていたという伝説があります。これが「千光寺」、麓の港の「玉の浦」の名称の由来となっています。現在も岩の頂きに玉が置かれ、夜には三色に輝きます。【他の写真】