三景園入口。回遊式庭園、三景園は、広島空港開港を記念して1993年に広島空港近くに造られました。
入口から下ります。広島県は中国山地の南面に位置し、数多くの渓谷や山里が点在し、瀬戸内海にも面しています。その「山」「里」「海」の「三景」をテーマにした日本庭園が三景園です。
潮見亭(ちょうけんてい)。数寄屋風水上建築の潮見亭は公園事務所にもなっており、ここで入園料を払います。和風喫茶もあり食事もできます。
潮見亭は宮島の厳島神社を模して建築されました。池(海のゾーン=瀬戸内海)の水上回廊は厳島神社とよく似ています。
鯉もいました。エサをやる観光客も。
海のゾーンの向こうには、里のゾーン、右手の奥が山のゾーンです。
海のゾーンの周囲には遊歩道があります。今から遊歩道を上って行きます。
椿山から海のゾーンを望む。潮見亭も見えます。
日本庭園なので、遊歩道には随所に石塔や石垣などがあります。
もみじ橋。もみじ谷まで来ました。
里の池。鯉がいました。里のゾーンまで上りました。
高台の梅園から三景園を望む。右上方には広島空港の管制塔が、左上方には広島エアポートホテルが見えます。
月漕亭(げっそうてい)から太鼓橋を望む。太鼓橋は老朽化のため通行禁止でした。
潮見亭の和風喫茶には多数の客がいました。「生きることを学び直すのに、年齢なんて関係ありません。一生できることなのです」(フランソワーズ・サガン)。フランソワーズ・サガンについては、こちら。
三景園の面積は6ヘクタール。山のゾーンは広大なので、麓を経由して潮見亭に戻ってきました。