山口県柳井市の柳井港ポートビル。四国の道後温泉旅行のため、山口県の柳井市から防予フェリー、オレンジラインで瀬戸内海を横断し、愛媛県の松山市に渡ります。柳井市も松山市も、共にミカンの産地なので、両市をつなぐ航路は「オレンジライン」と呼ばれています。
柳井港。松山航路のほかに、平郡航路や祝島航路があります。左の紫色のフェリーが平郡航路の「へぐり」。右側の大きなフェリーがオレンジライン、松山航路の「おれんじまーきゅりー」。
「おれんじまーきゅりー」。この船に乗り松山市に渡ります。「おれんじまーきゅりー」は、696トン、長さ61.35m、旅客定員280名、航海速力13ノット、平成4年就航。
柳井港を8時50分に出港。松山市まで、2時間35分のクルーズです。
デッキプールは、7月20日から利用できるそうです。
柳井市と周防大島町を結ぶ大島大橋に近づいてきました。2018年10月22日午前0時30分頃、ドイツの海運会社所属の貨物船、「エルナ・オルデンドルフ」(25431トン)がこの大島大橋の橋梁に衝突、水道管と光ファイバーケーブルなどを切断するという大事故が起きました。
大島大橋の下をくぐります。衝突で破損した大島大橋は、現在は修復され復旧していますが、事故当時、周防大島町は1か月間断水し大損害をこうむり、現在損害賠償請求中。
大島大橋の真下です。
大島大橋の下を通過中。
「おれんじまーきゅりー」船内客室。海は凪いでおり、揺れもありませんでした。
客室の天井には、柳井市の民芸品「金魚ちょうちん」が飾られていました。
船内の客室通路には、絵も飾られています。
瀬戸内海は島が多いです。
客室からデッキに出てみました。
時間が経つと、客室でワイワイと話に花を咲かせる人が多く、デッキに出る人は、あまりいませんでした。
日本テレビの番組「ザ!鉄腕!DASH!!」でおなじみの「ダッシュ島」が見えました。正式名は由利島で、無人島です。愛媛県松山市に属しています。2つの島が砂州でつながっており、それぞれ、「大由利」、「小由利」と呼ばれています。大由利は安山岩でできており、標高は194m。
海風が顔にあたります。「人生の最大の報酬とは、知的な活動の財産です」(キュリー夫人)。キュリー夫人については、こちら。
船の先端デッキです。潮風を切って進みます。
いよいよ四国です。瀬戸内海を横断しました。
約2時間半のクルーズでした。愛媛県松山市の三津浜港に入港します。
三津浜港の岸壁に接岸します。緊張しましたが、すべるようにピタッと接岸しました。
下船して、四国の地、松山市に足を踏み入れました。「おれんじまーきゅりー」にお別れです。今から道後温泉へ向かいます。