笠岡市立竹喬美術館。鉄筋コンクリート造2階建。駐車場より撮影。文化勲章受章、日本画家・小野竹喬は笠岡市名誉市民でもあります。
笠岡市立竹喬美術館入口にある、モニュメント「瀬戸内の風と波と舟」。製作は彫刻家・寺田武弘(大分県出身・岡山市在住)。
笠岡市立竹喬美術館ホール。小野竹喬は写生について次のように言っています。
「私は写生をする時、無心に近くなつているようである。ただ美しい対象に参つてしまつて、それに従つている。此の事を自分で、後から振り返つて見ると、苦しい事は苦しいが、救いの時間のような気がする。写生は楽しいのである。私は自然を見た時、線よりも色に心を引かれるので、素描立ちのものが割合に少なく、つい色を塗つてしまう」(昭和32年7月)<笠岡市立竹喬美術館ホームページより>。
視聴覚室のDVDで、小野竹喬が紹介されていました。館員さんに色々質問すると、学芸員さんを呼んでくれて、学芸員さんが説明してくれました。
小野竹喬 「エスコリアル遠望」 大正11年。(購入した絵葉書より)。
小野竹喬 「野辺」 昭和42年。 (購入した絵葉書より)。
小野竹喬 「海」 昭和46年。 (購入した絵葉書より)。
展覧会会場の受付は美術館らしいレイアウトで、雰囲気が良かったので、ここでも写真を撮らせてもらいました。
ホール壁面。下のケースには、「絵付け菓子皿」の作品が展示されています(撮影禁止)。