日本ハワイ移民資料館。以前にも人を案内して来たことがありますが、”瀬戸内のハワイ”と呼ばれている周防大島（屋代島）の東側の小高いところにあります。この資料館の建物は、事業家・福元長右衛門の自宅でしたが、平成７年に日本ハワイ移民資料館に寄贈されました。【他の写真】
TIKI（ティキ）像。TIKIはハワイ～ポリネシア諸島で古代から祭られている聖霊。周防大島には５体のTIKI像がありますが、日本ハワイ移民資料館に鎮座している、この像は、Voyage TIKI（ボヤージ・ティキ）で航海を見守る（または学業成就の）聖霊です。【他の写真】
日本ハワイ移民資料館・玄関ホール。明治１８年～明治２７年のハワイへの官約移民は日本全国で２９０８４人。そのうち山口県は１０４２４人。中でも大島郡（周防大島）は３９１３人で、移民の島と呼ばれました。ちなみに、明治１８年～明治４０年にハワイに移民した日本人は、官約移民約２９０００人、私約移民約４００００人、自由移民約６６０００人、合計約１３５０００人です。
ミュージアム・ショップ。アロハシャツ、Tシャツ、キーフォルダー、財布、絵葉書、ブレスレット、ネックレス、コーヒー豆、飴、チョコレート、マカダミアナッツ、コースター、雑貨など、豊富に展示販売していました。コースター、飴、チョコレートなどを買いました。【他の写真】
ハワイとの交流記念コーナー。周防大島町は、ハワイ州のカウアイ島と昭和３８年６月２２日、姉妹島縁組を締結しました。平成２５年に姉妹島提携５０周年記念式典が開催されました。（館内は許可を得て撮影しています）。【他の写真】
ハワイの日系移民の文化や生活、交流などの関係資料も展示されていました。私の先祖にもハワイ移民が２系列おり、ハワイ、米国本土、カナダなどで暮らしています。彼らの子孫は来日した際には、時々、私の実家に泊まりに来ます。【他の写真】
移民二世のあゆみコーナー。ハワイで日本語教育に尽力した日系２世、中村一三郎氏（１９０６年～２００４年）が寄贈した資料が展示されています。日系人の作品や日系人の暮らしぶり、太平洋戦争中の苦難の歴史がよく分かります。【他の写真】
官約移民の歴史コーナー。写真、書籍、資料が展示されていました。移民当時、横浜～ハワイ～サンフランシスコ航路に就航した東洋汽船の客船、「天洋丸」の写真もありました。【他の写真】
「ホクレア（幸せの星）号」の模型。古代ポリネシア人の伝統的な航海術による大型カヌーを再現して１９７４年に建造された「ホクレア号」。「ホクレア号」は、実際に船員が乗組み、羅針儀や航海計器などの近代計器を使用せず、太陽、月、星の位置や、波や風の方向を確認しながら世界中を航海します。日本にも寄港しています。【他の写真】
ハワイ移民の歴史を再現した巨大ジオラマ。大島国際交流協会副会長・米沢功臣さんが作成しました。検疫所、タロイモ畑、サトウキビ畑、シュガートレイン、バラック住居などが再現されています。【他の写真】
移民の労働と生活コーナー。移民たちの生活の様子を写真で知ることができます。生活道具も展示してありました。【他の写真】
シアタールーム。なぜ、ハワイ移民をするに至ったか、移民たちの当時の暮らし、交流などを映像で見ることができます。
明治１４年に来日したハワイ王国のカラカウア王（前列中央）。日本国を訪問した最初の外国元首で、“ハワイ日本人移民の父”として尊敬されています。【他の写真】
