笠岡市立カブトガニ博物館。世界で唯一のカブトガニをテーマにした博物館。
カブトガニ博物館ホール。左下は、同館のマスコットキャラクター「カブ希」と、後ろの「カブ望」。
カブトガニのマリオネット(あやつり人形)。カブトガニの血液は人類に役立っています。その血球成分から作られた薬が、各種毒素の検査薬として利用されています。またエイズウイルスの繁殖を抑止する効果もあり、研究されています。
中生代の生物。左上はシファクティヌス(化石の複製)。白亜紀の大型魚(3.8m)。右はプレシオサウルス(複製)。ジュラ紀の海棲爬虫類(2.7m)。これらの生物の時代以前の古生代からカブトガニの祖先は生息していました。
カブトガニシアターの上にも恐竜の化石が展示されています。カブトガニは恐竜時代よりもはるか昔の2億年以上前から現在まで生き続けてきました(恐竜は6500万年前に絶滅)。
カブトガニ博物館には、カブトガニを産卵させるための池があります。この模型は、卵を100倍に拡大したもの。卵の中でカブトガニはクルクルまわります。
ムカシオオホホジロザメ(メガドロン)。全長16mもあり、これまで地球上に現れたサメの中で最も大きなサメ。200万年前に絶滅したと考えられています。
笠岡市立カブトガニ博物館・館内。カブトガニの寿命については、はっきりわからず、推測で25年位だろうとのことでした。また、カブトガニは、一夫一婦制です。