5連のアーチ橋からなる錦帯橋。中央の3橋は無桁のアーチです。橋全体は木造で釘は1本も使用されていません。全長193.3m。文化財保護法により「名勝」に指定されています。
錦川に架かる錦帯橋は、1673年(延宝元年)、岩国藩三代目藩主・吉川広嘉(きっかわ・ひろよし)公により創建されました。錦帯橋付近は川幅の広い浅瀬で、河原は観光客で賑わいます。
錦帯橋の中央の3アーチ橋は無桁ですが、両端のアーチ橋には、このように木製の桁があります。
錦帯橋の橋脚。頑丈な石垣造りで、船首のようなシャープさが、洪水時でも流失をしのげるようになっています。
錦帯橋の無桁のアーチ構造(木造)を真下から撮影。
木造の無桁のアーチ橋は世界的にも珍しく、錦帯橋は「日本三名橋」や「日本三大奇橋」に認定されています。
錦帯橋付近の錦川の清流は、風光明媚で、広い河原は大駐車場となっています。
錦帯橋河畔には、岩国工業高校出身の彫刻家・澄川喜一氏の作品「日 月 星」(1996年)があります。
錦帯橋付近の河畔は、桜の名所でも有名です。