国指定天然記念物「余田臥龍梅」のある梅林。赤子山(239m)の麓、標高50m付近にあります。天気は、曇りです。
梅林の中に、臥龍梅十数本があります。国指定天然記念物のため、周囲には柵が巡らされており、中には入れません。このほかに、梅林には、臥龍梅の木の子孫にあたる梅の木が約70本植栽されています。
臥龍梅。四方に伸びた枝が地面につくように下がり、まるで龍が地面に臥せているような姿をしていることから「臥龍梅」と呼ばれています。
臥龍梅の主幹は600年以上前の室町時代からのものでしたが、昭和20年代の台風で倒壊しました。けれども、その主幹から分かれた枝が地面について独立の株となって現在の臥龍梅になりました。
臥龍梅は大きく、梅の巨木とも言われています。
梅林の北の空は、晴れていました。
梅林の西側には、東屋も平成16年1月に造られました。柳井市の職員を中心に、余田地区の婦人会、老人クラブ、小・中学生たちによる「余田臥龍梅保存会」が整備・管理を行い、草刈りや清掃、手入れなどを行っています。
東屋の側にも梅の花が咲き誇っています。