上関城山歴史公園(上関海峡の室津側から撮影)。河津桜が咲き誇っています。城山歴史公園は、上関城跡が整備された公園です。上関城は、南北朝時代から戦国時代にかけて、瀬戸内海の村上水軍の海城でした。
上関城山歴史公園は、河津桜が満開でした。「第9回さくらまつり」が2月16日(土)~24日(日)に開催されました。
さくらまつり最終日の24日(日)。約180本の河津桜が花見客を迎えます。
公園の高台から上関海峡を望む。右側には、平生町の大星山の中腹にある光輝病院の白い建物がうっすらと見えます。光輝病院は、岸信介宰相(安倍首相の母方の祖父)が昭和62年8月に臨終(享年90歳)を迎えた病院です。
右の物見台からは、瀬戸内海と右側の室津半島が展望できます。
山口県東部には、下松市の笠戸島、周防大島町の小積など、河津桜の名所がありますが、上関城山歴史公園が、一番人気があります。桜まつり最終日の2月24日(日)には約6000人の人出がありました。
遊歩道の東屋。河津桜は3月中旬まで咲いています。
黄色の水仙と河津桜。上関海峡の対岸には、室津漁港と上方に皇座山(530m)が聳えています。源平合戦の周防の戦い(山口県柳井市池の浦)の後、安徳天皇はこの山を越えて赤間関(下関市)へ向かう時、山頂で一休みしました。それで「皇の座する山」と呼ばれるようになりました。