防府市青少年科学館「ソラール」。小高い丘にあります。太陽をテーマにした科学館で、西日本最大級の6連装太陽望遠鏡があります。“ソラール”はスペイン語で「太陽のエネルギー」という意味です。
ソラール横にあるサイエンスパーク。パラボラで音波を焦点に集中させ、お互いに会話ができます。
ソラール1階エントランスホール。工作教室が開かれていました。
ソラール1階「回廊展示室」。地球の誕生から現代までの時の流れを、螺旋階段を上がりながら学べます。
1階企画展示室の「二コラ・テスラ展」。エジソンのライバルと言われたセルビアの天才発明家、二コラ・テスラの発明品が展示されていました。日本では初めての開催。写真は発明品のワイヤレス給電タワーの縮尺模型。地上での給電実験は成功し、ニューヨークに高さ57mのタワーも造りましたが、資金切れで、電気エネルギーを町中に無線で供給するという構想は実現できませんでした。
二コラ・テスラ展。手前は、発明品の、垂直離着陸航空機の縮尺模型。現代のティルトローター機(プロペラに似た回転翼<ローター>を機体に対して傾けて飛行=オスプレイなど)に近いものでした。発明はしましたが、実際には飛行できませんでした。
2階生活の領域の「ボールの運動」。ケプラーの法則(太陽に対する惑星の運動法則)で、「惑星は、だ円軌道上で、焦点(太陽)に近いところでは速度を増し、遠いところでは速度を落とす」という理論を、金属球を使ったこの装置で実感できます。
錯覚の部屋。片目で見た部屋の中(指定の穴から撮影)。
錯覚の部屋。実際の部屋の中。片目では遠近感がとれないという実験です。
2階展望デッキから、防府駅方面を望む。