ふくやま文学館。1999年4月開館。福山城公園内にあります。建物外観は、福山市出身の作家・井伏鱒二の生家をもとにデザインされました。第一展示室が郷土出身とゆかりの作家、第二~第五展示室が井伏鱒二のコーナー。
中央奥の写真は井伏鱒二。右の写真の島田荘司も福山市出身の作家です。
井伏鱒二の著書(単行本)のほぼ全てが展示されています。
井伏鱒二の代表作「山椒魚」にちなんで、岩屋に閉じ込められた山椒魚の心情を実感できるコーナー。
井伏鱒二の愛用品の数々。かなり多趣味の作家のようです。
再現された、井伏鱒二の書斎。ふくやま文学館の展示物の大半は、井伏鱒二に関するもので、井伏鱒二記念館とも言えます。
第一展示室。福山市出身の、英文学者・随筆家・福原麟太郎、推理作家・島田荘司、劇作家・小山祐士、詩人・俳人・木下夕爾をはじめ、福山市と近隣市町村ゆかりの文学者を紹介しています。
島田荘司の推理小説「斜め屋敷の犯罪」の舞台として書かれた架空の建物の模型です。
島田荘司の推理小説「斜め屋敷の犯罪」(講談社・1982年)の表紙にある建物が再現されています。