何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

瀬戸内海を気の向くままドライブ! 名所、イベント、自然、街並み、建築物、夜景などなど、何でも見て回ります! 写真撮りの旅! 瀬戸内海の歴史的人物・著名人、数々の伝説も紹介していきます。

錦帯橋と桜(2)周辺の風景<2>(山口県岩国市横山)

【錦川(にしきがわ)に架かる錦城橋(きんじょうはし)】 錦川河畔に桜並木が広がっています。前方には岩国国際観光ホテルが見えます。ホテルの左側には和風建築の錦帯橋温泉があります。以前行きましたが、ホテル7階からの連絡通路「温泉小道」を通り温泉施設に行き、入浴出来ます。温泉からは錦帯橋周辺と城山、岩国城が一望できます。【他の写真】

 

 

【錦川上流に架かる錦城橋より錦帯橋(きんたいきょう)と岩国地区の岩国国際観光ホテル、お土産店などの商店街を望む】 商店街にはお土産店、食事処、旅館、岩国市観光協会錦帯橋バスセンターなどがあり多数の観光客で賑わいます。「四川飯店」(岩国観光ホテル3階・本格中華と岩国郷土料理)も人気です。

 

 

【錦城橋より錦帯橋を望む】 1608年(慶長13年)岩国城天守閣完成(1615年一国一城令により廃城)後、1673年(延宝元年)に錦帯橋が完成しました。1674年5月洪水で中央の3橋が流失しましたが、11月再建工事が完了。以後1950年(昭和25年)9月のキジア台風により流失するまで276年間流失することなくその姿を保ってきました(定期的に架替工事は行われてきました)。1953年に再建工事が完了。2001年(平成13年)から3年かけて平成の架替工事が行われました。

 

 

【錦城橋より錦帯橋と横山地区の錦川河畔の桜並木を望む】 錦帯橋は1673年に橋が完成後、「凌雲橋(りょううんばし)」、「五竜橋(ごりゅうばし)」、「帯雲橋(たいうんばし)」、「算盤橋(そろばんばし)」などと呼ばれていました。「錦帯橋(きんたいきょう)」と呼ばれるようになったのは安永年間(1772年~1780年)頃で、公式名称に認定されたのは明治維新後です。【他の写真】

 

 

【錦城橋より横山地区の錦川河畔の鵜飼広場を望む】 鵜飼広場の前には鵜飼(うかい)の遊覧船が並んで係留されています。鵜飼遊覧船(原則予約制)の運行期間は6月1日~9月10日。運行時間は19時~21時。遊覧船(屋形船)に乗って、目の前で繰り広げられる、小さな鵜飼船による鵜飼(古式鮎漁)を鑑賞します。中学生以上3000円、3歳~小学生1500円。【他の写真】

 

 

錦帯橋の鵜飼(写真は岩国観光協会のサイトより)】 鵜飼は錦帯橋から上流の錦川で行われます。小さな鵜飼船の上でかがり火を焚き、烏帽子(えぼし)や腰蓑(こしみの)など古式豊かな衣装に身を包んだ鵜匠が巧みな手さばきで鵜を操り、鮎を獲る伝統漁法です。鵜飼の起源は約370年前ですが一時中断していました。1952年(昭和27年)に復興再開され現在まで続いています。

 

 

【錦城橋より横山地区の錦川河畔の桜並木を望む】 岩国藩3代目藩主・吉川広嘉公は中国、明からの亡命僧、独立が保有していた「西湖志」に掲載されていた西湖(せいこ)に架かっている島伝いの橋の図を見て閃き、錦帯橋の構想を思いついたと言われています。西湖は中国の杭州市西湖区にある湖です。現在西湖にも「錦帯橋」があります。2004年(平成16年)11月岩国市と杭州市は「友好橋提携協定書」に両市の市長が署名し、姉妹都市として友好交流が進められています。【他の写真】

 

 

【錦城橋より横山地区の錦川河畔の桜並木と遊歩道を望む】 令和6年、第46回錦帯橋まつりが4月29日(月)に開催されます。主催は錦帯橋まつり実行委員会(岩国市・岩国市観光協会・岩国商工会議所共催)。【他の写真】

 

 

【錦城橋より上流の錦川河畔の桜並木と駐車場を望む】 第46回錦帯橋まつりでは、江戸時代の参勤交代を再現した大名行列や奴道中が錦帯橋を渡って練り歩きます。また周辺では岩国藩鉄砲隊の演武や岩国太鼓の演奏、南条踊、城下町掘り出し市など多彩な行事が行われます。城下町掘り出し市は県内外の業者が出店して最大級の骨董市、フリーマーケットが開催されます。【他の写真】

中島美嘉 「桜色舞うころ」